ブラウザからSubversionが使える『Beanstalk』を使ってみた。

ブラウザから誰でも簡単にSubversionが使える『Beanstalk』 | 100SHIKIより

アカウントは取っていたのだが、遅ればせながら、Beanstalkを使ってみた。アカウントにOpenIDが使えるのはちょっとポイント高い。

プランはFreeの無料タイプ。Freeではストレージが小さい、リポジトリが1つ、SSLが使えない、などといった不満があるが、お試しには十分だろう。必要とあれば、月額$15のPersonal、$25のTeam、$50のBusinessといったプランに変更できる。ストレージのサイズと、ユーザ数、リポジトリの数によって決めればいい。

Subversionは普段からお世話になってるが、インターネット上にリポジトリを置けるというのは便利だ。共同作業だけでなく、(当たり前だが)最新ソースをどのPC・サーバからでも取得・同期できるのは大きい。

今回試しで使ってみたのは以下の環境。

ローカルPC(複数)

サーバ

ローカルPCで基本的には作業し、Beanstalkへチェックイン。サーバで最新版をチェックアウトといった使い方。
これだと、WinSCPなどで直接サーバのファイルを編集するより手間はかかるが、運用上のポリシーとしては安全でいい。

ただし、Free版でSSLが無いのと、仮にSSLが使えるプランでも、少々セキュリティに慎重になり、プライバシーや重要なファイルについてはコミットしなかった。こればっかりは信用問題な部分があるので仕方が無いが、運用ポリシーの一部を崩さなければならないのは面倒だ。

ウェブ上の管理画面などは、英語だけしか用意されていない(Japanizeで日本語化してみようかな)が、特に難しい単語でもなく、問題になるような事もなかった。コミット時の日本語も特に問題なく表示されている。リポジトリの表示はフォルダ・ファイルに対しての最終変更内容が表示されていて親切。ソースがカラーリング表示されればなぁとは思ったけど。

今後Free版以上のプランを利用するかどうかは未決だけど、ソース管理で悩まされている中小のソフトハウスにはいいかも知れない。

追記
Japanizeで少し日本語化してみました。