GoogleCLをWindows上で使う

IDEA*IDEAでGoogleCLをWindows上で使う方法へのリンクが書かれていたので、簡単に説明。
public int: Setup GoogleCL on WinXP

必要なもの


Pythonは2.5もしくは2.6系統。私の環境には2.5.2が入ってました。インストールディレクトリを環境変数PATHに入れておくと便利です。

gdata-2.0.10.zip、googlecl-0.9.7.tar.gzをそれぞれダウンロード。Pythonのインストールディレクトリに解凍し、以下のコマンドで各々インストールします。

setup.py install

次に、バッチファイル google.cmd を作ります。私は既にパスの通っているC:\WINDOWSにしました。内容は以下の通り。

@echo off
SET googlecl_home=C:\Python25\googlecl-0.9.7\src

python %googlecl_home%\google %*

googlecl_home変数は、googlecl-0.9.7.tar.gzを解凍したディレクトリ(以下のsrcディレクトリ)に変更してください。

これで準備は整いました。DOSプロンプトから起動してみます。

C:\Python25\googlecl-0.9.7>google
Did not find config / preferences file at C:\Documents and Settings\*******\.googlecl\config
... making new one.

設定ファイルが存在しないため、初回起動時に作成されました。

さっそく、Docsからリストを取得してみます。

> docs list
Please specify user: ********@gmail.com
Please log in and/or grant access via your browser at https://www.google.com/accounts/OAuthAuthorizeToken?oauth_token=************************* then hitenter.

ブラウザが開き、認証を促されます。

私の場合、Google Apps for Domainを利用しているので、複数のアカウントから選択しますが、今回は上で入力したユーザを選択します。

同意画面が出るので、「アクセスを許可」します。

ここでDOSプロンプトに戻り、Enterキーを押します。なお、この作業は、Docs/Picasaなど、個別に行う必要があります。

繧オ繝ウ繝励Ν繧ケ繝励Ξ繝・ラ繧キ繝シ繝・http://spreadsheets.google.com/ccc?key=*************************&hl=en
auth2.PNG,http://docs.google.com/document/edit?id=*************************&hl=en
auth1.PNG,http://docs.google.com/document/edit?id=*************************&hl=en
account.PNG,http://docs.google.com/document/edit?id=*************************&hl=en
SMX East AJAX Proposal,http://docs.google.com/present/edit?id=*************************&hl=en

日本語が文字化けしてしまっていますが、リストは取得できました。

chcp 65001

DOS窓エンコードを変更してみますが、こちらはgoogle.cmdコマンドが動かず、内容をそのままDOS窓で実行しても、文字化けしたドキュメントのタイトルが原因で、正しく動かないようです。

使用を止めたい時は、Googleのアカウントページを開き、「個人情報設定」「セキュリティ」「認証済みのウェブサイトを変更」から「"GoogleCL for account: ********@gmail.com"」の「アクセスを取り消す」をクリックすればOK。


via Googleコマンドラインなるツールが出たようですね… | IDEA*IDEA