HTML KickStartを使ってみた
TwitterのBootstrapも何度か使った事があって、あっちはあっちで十分使えるものだと分かっているのだけど、気分を変えて新しいものを使ってみようとHTML KickStartを使ってみました。
下の記事と公式サイトを見れば、何が使えるのかは丸わかりなので、実際に使ってみた感想的なものを書いておきます。
via 人と違うデザインのサイトをスクラッチで作るならHTML KickStartをベースにするといいですよ! - Chrome Life
まず、一般的に使われるであろうフォームやボタン類はカバーしてあるので、概ね問題ないかと思います。アイコン付きボタンやメニューなどは、「とりあえず形にする」にはとても便利だと思いました。フォームもユーザビリティを考慮してある様に見えるし、HTML5や他のサービスを利用してあり、好意的に感じました。Select.fancy multipleとか良いですね。
一方で、Bootstrapほど揃っていない感もやはりあります。例えばモーダルなダイアログであったり、フォームの入力エラー表示といった、「実際に動かした時に必要になるもの」が微妙に足りないんですね。もちろんBootstrapを全くカスタマイズせずに使う事が無いように、HTML KickStartもカスタマイズをしながら使うというのが正しい使い方だとは思います。かと言ってダイアログがalert()やconfirm()じゃねぇ・・って感じで、他のライブラリと同居させるとすると、サイズも若干気になってきます。KickStartのCSSは以下の様にパーツごとに分かれているので、使う分だけロードすれば良いとは思いますが。
- kickstart.css
- kickstart-buttons.css
- kickstart-forms.css
- kickstart-grid.css
- kickstart-icons.css
- kickstart-menus.css
という感じです。参考になれば。
[追記 at 2012/08/14]
テーブルのページネーションとかもありませんね。